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全日空は来年度、ローカル路線の直行便廃止計画を打ち出しておりこの廃止に伴って乗り継ぎでの代替路線に対して羽田・伊丹・中部国際空港などの主要空港を経由した地方空港を結ぶ新たなダイヤを設定することになるようです。

それに伴い、飛行距離が長くなることで運賃の負担が増えることを避ける狙いから乗り継ぎ割り引き運賃を導入することになったようです。

この導入のきっかけになったのは地方空港を結ぶ直行便の採算が悪化している路線に順次導入する予定で乗り継ぎ割り引き運賃は直行便より10%から15%程度安い運賃設定になるようで直行便廃止による乗客への負担を軽減することが狙いのようです。

地方を結ぶ直行便は利用者にとっては時間の節約となるため廃止をしないように交渉をしているようですが最近の原油高によって燃料が高騰していることと、思ったほど搭乗率が上がっていないというANA側の事情がありこの様な決定になったみたいですね。

主要都市と地方都市を結ぶ便であればある程度採算面で折り合いが付くので乗り継ぎ割り引き運賃を設定しても問題なしと見ているようです。

もちろん今まで直行便を利用していた人たちにとっては目的地まで余分な時間が掛かるので不便になるのですが乗り継ぎ割り引き運賃で納得してもらおうというのがANAの狙いなんでしょうか?

採算の取れない地方間直行便の廃止計画路線は以下の通りです。
福岡―仙台・札幌―松山・札幌―高松・新潟―福岡
富山―福岡・庄内―札幌・札幌―鹿児島